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BOOKS
〈音楽理論書〉

チャーリー・パーカーの技法
インプロヴィゼーションの構造分析
濱瀬元彦 著
単行本
定 価:本体価格5,500円(+税)
体 裁:B5・上製・238頁
出版社:岩波書店(2013/12/13)
ISBN-10:4000238825
ISBN-13:978-4000238823
パーカーの膨大な数のアドリブを徹底採譜し、20年の考察を経て析出されたその技法。パーカーが残した言葉“Relative Major”“flatted fifths”とは何だったのか。コードの連なりを縦横に駆け巡る圧倒的な即興演奏を繰り広げたパーカーの音楽を分節化し、革新性を理論的に解き明かす、モダン・ジャズの核心を衝く音楽言語の構造分析。

ブルー・ノートと調性
インプロヴィゼーションと作曲のための基礎理論
濱瀬元彦 著
単行本
定 価:本体価格5,800円(+税)
体 裁:B5変形版 ・ 280頁・5inch CD付き
出版社:全音楽譜出版社(1998/12/10)
ISBN-10:4118850508
ISBN-13:4118850508
『ブルー・ノートと調性』は調性の限界に挑戦するモーダルな即興演奏の方法を本格的に追及した理論書です。モーダルな即興演奏のスタイルがもつ複調的あるいは多調的な性格を全くオリジナルなブルー・ノート発生理論から導いています。調性の新しい構図を基礎理論の樹立により提出しているという点で画期的であり将来、必ず世界的評価を得ることでしょう。内容はジョージ・ラッセルの半音階的リディアン概念の徹底的な批判から入り詳細かつ緻密な論理で展開されます。最後に実際に作品で理論を確認するために添付されたCDの音素材と本文が一体になります。本書で示された理論が実際にどう響くか、そしてその上でどのような即興演奏が可能かを64のテイク(計52分)で実演しており演奏内容はすべて本文に採譜されています。このCDによって濱瀬元彦があらゆる楽器を通して最高位にランクされる即興演奏家であることが確認されるでしょう。また『ブルー・ノートと調性』は彼の第四のソロアルバムと見ることもできすべての演奏家、作曲家、編曲家のような専門家だけでなく彼の音楽に関心を持つ一般的音楽愛好家にとっても充分、御満足いただけるものと信じます。

ベースライン・ブック
理論と実習
(ベースからキーボードまですべてのプレーヤーに役立つ)
濱瀬元彦 著
単行本
定 価:本体価格3,200円(+税)
体 裁:B5版 ・ 296頁
出版社:全音楽譜出版社(1995/2/10)
ISBN-10:4118850400
ISBN-13:978-4118850405
ポップスからモーダルな4ビートまでを完全に体系化したベースラインのための唯一の本格的理論書です。本書によりジャズのベースラインを自由自在に作れるようになります。
〈演奏技術に関する書〉
![ベースのための読譜と運指の本[実技編]](../assets/images/artist/books/pho4.jpg)
ベースのための読譜と運指の本
[実技編]
(4弦、5弦、6弦ベースに対応する)
濱瀬元彦 著
単行本
定 価:本体価格6,000円(+税)
体 裁:菊倍判 ・ 320頁
出版社:全音楽譜出版社(1997/1/20)
ISBN-10:4118850621
『ギター・ベースのための読譜と運指の本[理論編]』に対応した実技編。連続シフトによるスケール、アルペジオとバッハ「無伴奏チェロ組曲」からベース用に転調、編曲した豊富な曲目を総合練習として納めています。特にこの一冊で4、5、6弦ベースすべてに対応しており、多弦ベースの教則本としておそらく世界で最初のものだと思います。
![ギターのための読譜と運指の本[実技編]](../assets/images/artist/books/pho5.jpg)
ギターのための読譜と運指の本
[実技編]
濱瀬元彦 著
単行本
定 価:本体価格5,000円(+税)
体 裁:菊倍判 ・ 256頁
出版社:全音楽譜出版社(1996/12/20)
ISBN-10:4118850613
『ギター・ベースのための読譜と運指の本[理論編]』に対応した実技編。連続シフトによるスケール、アルペジオとバッハ「無伴奏チェロ組曲」からギター用に転調、編曲した豊富な曲目を総合練習として納めています。
![ギター・ベースのための読譜と運指の本[理論編]](../assets/images/artist/books/pho6.jpg)
ギター・ベースのための読譜と運指の本
[理論編]
濱瀬元彦 著
単行本
定 価:本体価格3,500円(+税)
体 裁:菊倍判 ・ 152頁
出版社:全音楽譜出版社(1996/12/20)
ISBN-10:4118850605
読譜と運指に関する理論と方法を詳細に論じたものです。

New Method For Electric Bass
濱瀬元彦 著
ラング(1991)

E.ベースのためのスーパー・メカニカル・トレーニング
濱瀬元彦 著
出版社:リットーミュージック(1982)

フレットレス・ベース奏法
濱瀬元彦 著
出版社:リットーミュージック(1980)
〈分析記事寄稿、講義録〉

M/D マイルス・デューイ・デイヴィス3世研究
菊地成孔、大谷能生 著
●チャーリー・パーカーの語法とマイルス(分析、採譜:濱瀬元彦)
●後期マイルスの半音階的充満
(分析:濱瀬元彦 採譜:濱瀬元彦、成澤功章)
単行本
体 裁:B6版 ・ハードカバー・776頁
出版社:エスクァイア マガジン ジャパン(2008/3/31)
ISBN-10:487295114X
ISBN-13:978-4872951141

京大学のアルバート・アイラー ―東大ジャズ講義録・キーワード編
菊地成孔、大谷能生 著
●2005年1月20日
ラング・メソッドについて
~濱瀬元彦氏による講義
体 裁:文庫 ・ 438頁
出版社:文藝春秋(2009/3/10)
ISBN-10:4167753545
ISBN-13:978-4167753542
〈教則ビデオ〉

添付ブックレット濱瀬元彦著『基礎演奏技術論』序文より
演奏技術をレベルの高いものにするためには独り言や方言ではない一般的な言語レベルの演奏技術論をもてなければだめだと私は考えてきた。演奏技術の伝達はこれまで稽古やレッスンという伝統的形式の中で人と人との直接の接触により行われてきた。それは今後も変わらないだろう。しかし、演奏技術の伝達にかかわるこの「臨床性」(人と人との直接の対面を必要とする性格)は一般言語レベルの演奏技術論の発展を困難にしてきた。
このビデオは一般言語レベルで演奏技術を語るという私の試みであり、演奏技術の「臨床性」という壁を映像によってどこまで溶解できるか、という試みである。そして演奏技術についての一時間半の書物の映像である。
〈コンピュータに関する書〉
パフォーマー・パーフェクト・リファレンス
濱瀬元彦 著
486頁
JICC出版局(1990/1/1)
ISBN-10:4796600124